月刊しゅん(十勝・帯広)

十勝のグルメ・スイーツ・ドライブ・観光情報満載!十勝No.1フリーペーパー「月刊しゅん」

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あの人の横顔

スタッフとして、日々十勝を駆け巡っている私たち。毎日が出会いの連続です。あの店のこんなエピソード、魅力あふれるスタッフの方々…。しゅんの誌面だけでは伝えきれない!
そんなお店や企業のサイドストーリーを、WEB上だけで公開しちゃいます☆


2009-06-03

s-kobayashi1しゅんのお菓子特集などでもご紹介している芽室町の「こばやし」。ふわふわのワッフルやカラフルなケーキが人気です。
この店の社長は小林淑子(しゅくこ)さん。店内に響く元気な声。キリッとした表情で、てきぱきと仕事をこなす女性。淑子さんの第一印象は、まさしく「デキル女」でした。とってもオシャレな淑子さんですが、若い頃は洋服作りの道を志そうと思っていたとか。23歳の時に9つ上のご主人と知りあい、結婚。芽室のお菓子屋さんのお嫁さんになったのです。
 
お菓子の世界はまったくのシロート。製造はせず、販売員として店頭にたつ日々でした。そして、運命の日はやってきます。いつものように、旦那さんと晩酌をして眠りについた夜でした。以前から、旦那さんは眠りながら無呼吸のようになることがあり、「いつものかな?」と思っていましたが、耳をすましても一向に息をする気配がありません。すぐに救急車で病院へ運ばれましたが、そのまま帰らぬ人となってしまいました。
愛する人の突然の死。
しかし、淑子さんは悲しむ暇もなく、明日のケーキのことを考えていました。現在店で働いている息子さんは、当時修業に出たばかり。少しの間店を閉めて、一からケーキ作りの勉強をする毎日。もちろん、経営の事も勉強しなくてはなりません。店を開けて広告を出しながら、試行錯誤の日々は1、2年ほど続きました。
kobayashi3その後息子さんが帰ってきて、ケーキの種類もどんどん増え、こばやしはまた新しく動き出しています。着飾って好きなダンスを踊り、全国津々浦々のお菓子の販売会などに精力的に参加する淑子さん。キラキラと輝く姿は、困難な時を乗り越えた勲章のようなもの。
kobayashi2ご主人が愛した「こばやし」の看板は降ろされることなく、今も芽室町の本通りに息づいています。

手造り菓子の店 こばやし

芽室町本通2丁目3
0155-32-2738
営業時間 9:30~19:30(日曜~18:00)
定休日 第3水曜