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【vol.1】十勝で愛され続けて60年以上。地元産小麦にこだわる「満寿屋商店」。

「農家さんのパン屋さん」として

あんパン、クリームパン、ベビーパン、ねじりドーナツ…。ずっと十勝の人に愛され続けてきた味。十勝で生まれ育った人たちにとって、パンと聞いて真っ先に思い出されるのは満寿屋商店のパンではないでしょうか。

昭和25年、開店当時の写真。

昭和25年、開店当時の写真。

創業者の杉山健一さん。

創業者の杉山健一さん。

昭和25年に誕生した満寿屋商店の創業者は現社長杉山雅則さんの祖父、杉山健一さん。パンを作っていれば食べ物に困ることはないだろうという、シンプルな理由でパン職人を目指します。戦後の日本では、やわらかくて甘いパンが主流。甘いパンを求めてやってくるのは主に農家さん。畑が忙しい時に手伝ってくれる出面(でめん)さんの10時と3時のおやつにと農家さんがよく買いに来ていたそうです。次第に出面(でめん)さんの間で評判となっていった満寿屋商店。十勝になくてはならないパン屋さんへと成長していきます。

農作業でたっぷり汗をかき、体を酷使した後に求められるのは甘~い菓子パン。中でもアンドーナツは創業時からのロングセラーで、今でも一日あたり約1,300個を生産する人気商品です。

農作業でたっぷり汗をかき、体を酷使した後に求められるのは甘~い菓子パン。中でもアンドーナツは創業時からのロングセラーで、今でも一日あたり約1,300個を生産する人気商品です。

十勝の安心・安全なパンにこだわって

満寿屋商店は平成24年10月、すべての店舗で十勝産小麦の使用率100パーセントを達成しました。また、牛乳などの原材料もほとんど十勝産を使用しています。十勝の気候とマッチした寒冷地用の秋蒔き小麦「キタノカオリ」、超強力粉「ゆめちから」という新品種が開発されたことがきっかけとなり実現することができました。それは、2代目の健治さん、3代目の輝子さんを経た、20年以上の取り組みでした。

3代目の杉山輝子さん。ご主人で2代目の杉山健治さんが急逝し、15年にわたり社長を務めました。

「うちは子どもを守る会社だと思っています。お母さんが食べたものがおっぱいになり、子どもの命を育むのですから」3代目の杉山輝子さん。ご主人で2代目の杉山健治さんが急逝した後、15年にわたり社長を務めました。

満寿屋-01-杉山さん

現代表取締役の杉山雅則さん。航空・宇宙関係の技術者になることが夢で工業系の大学へ進んだが、飲食店などでのアルバイト経験をきっかけに、家業のことを真剣に考えるようになり、4代目社長に就任しました。

満寿屋商店-08

平成21年にオープンした麦音店。屋上の風車で揚げた地下水が水車を回して石臼が動き、店内で小麦粉が挽かれています。パンを焼く石窯は木質ペレットを燃料にしており、自然エネルギーを最大限活用している、まさに地産地消を体現したお店です。

「おいしくて、安くて、気軽に食べてもらえること」。
これが、満寿屋商店の創業から続いているコンセプトです。そして安心・安全というキーワードがそれに加わります。4世代に渡り、十勝のパン文化を牽引し続けてきた満寿屋商店。十勝産小麦の価値を高め、伝えていくというミッションを胸にこれからも走り続けます。

【店舗情報】
満寿屋本店
ボヌールマスヤ
ますやパン 音更店
トラントランますや
ますやパン 麦音店
めむろ窯 

 

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